最近施行された空き家対策特別措置法により、空き家問題に対する取り組みが変わりました。
この法律によると、これまで住宅用地として認められていた固定資産税の優遇措置が一部の条件を満たす空き家には適用されなくなります。
そのため、最大で1/6の固定資産税の軽減が受けられなくなり、結果として固定資産税の負担が最大で6倍に増える可能性があります。
参考ページ：不動産購入 税金 固定資産税が6倍になる事がある！詳しく解説！
ただし、空き家が必ずしも軽減の対象から外れるわけではありません。
特定の条件を満たす「特定空き家」にのみ適用されます。
国や自治体が示している基準によると、以下の条件が該当する場合に特定空き家として指定される可能性があります。
たとえば、建物の放置による劣化や周辺への悪影響、安全上の問題、衛生上の懸念などが挙げられます。
もし自分が所有する空き家が特定空き家に指定される可能性を避けたい場合は、定期的に状況を確認することが大切です。
空き家対策において特定空き家指定を回避する方法についてご紹介します。
まず、指導や助言を受けて問題を解決する段階があります。
この段階で建物の修繕やリフォームを行うことで、特定空き家の指定を取り消してもらえる可能性があります。
これにより、空き家を自分の住居として利用したり、賃貸物件として活用したりすることができるでしょう。
固定資産税の負担が最大で6倍に増える可能性