入居前のチェックで注意すべき点
入居前には、建物の状態をしっかりとチェックすることが大切です。
通常、内覧時や引き渡し時には物件のチェックが行われますが、入居前にも再度確認することをおすすめします。
具体的には、物件状況確認書や付帯設備表を基にチェックを行います。
もし何か問題や不具合が見つかった場合は、即座に不動産会社の担当者に報告しましょう。
修理が行われている場合でも、その適切性を入居前に確認することが非常に重要です。
なぜなら、不適切な修理が行われていた場合、入居後に問題が生じる可能性があるからです。
そのため、入居前には注意深くチェックすることが必要です。
中古マンションの場合、築年数や物件の状態によっては、入居前にリフォームを行うことも多いです。
リフォームが行われた箇所についても、細かく確認を行いましょう。
もし不具合や問題がある場合は、写真や動画でしっかりと記録を残しておくことが重要です。
なぜなら、入居後に問題が発生した際に、責任の所在が曖昧になる可能性があるからです。
ですので、事前に十分な確認を行い、トラブルを未然に防ぐことができるようにしましょう。
参考ページ：中古マンション入居前掃除は必要なの？必要な手続きをチェック
インスペクションで安心感を得る
住宅診断（インスペクション）は、通常は物件を購入する前に行われますが、後からでも行うことができます。
入居前にも安心感を得るために、インスペクションを実施してみることをおすすめします。
2020年からは、不動産会社は売主と買主に対してインスペクションの有無について説明することが義務付けられています。
家具や家電がない状態であれば、細部まで点検してもらえるため、特に理由がない限り、早い段階で実施することが賢明です。
これにより、建物の状態が詳細に把握でき、より安心して入居することができます。
修繕を求める期間は契約書で決まるので、細かく内容を確認してください
もし、インスペクションの結果、問題が発見された場合には、売主に修繕を求めることができます。
ただし、この修繕を求める期間は、売買契約書によって決められているので、契約書の内容をよく確認することが重要です。
特に中古マンションの場合、修繕を求める期間をゼロとする場合もありますので、補償を受けられるかどうかを確認する必要があります。
入居前建物チェック